『平成26年度第9回介護予防地区指導者レベルアップ研修』

   IMG_06111月23日(金)精神保健福祉士の新津薫先生を講師に招き、「聞き上手で ゆるやかコミュニケーション」というテーマで講演いただきました。

 

日頃から、高齢者の方と会話をする機会の多い参加者の皆さんに、『聴くこと』の大切さを知っていただき、これからの活動に役立てていただくため、傾聴についてお話しいただきました。

「心をほぐすために、体もほぐしましょう」と、まずは参加者全員で全身のストレッチと呼吸法を教えていただきました。寒い日でしたが、体も心もホカホカしてきました。ストレッチをし呼吸を整えることで、聞くための受け皿を整えることが出来るそうです。IMG_0632

傾聴という言葉、聞いたことはあっても、具体的にどうしたらいいのかわからないという方も多いはず。普段よくある会話の中で、どんな受け答えをすれば傾聴になるのでしょう?先生と事務局で、資料に沿って実演してみました。

気心の知れた相手に何気なくかけている言葉でも、相手の心の状態によっては会話のキャッチボールがうまくいかないこともあります。相手を尊重し、気持ちを受け止めてあげることで、孤独を感じることなく安心して話が出来るということを学びました。

IMG_0641その後、参加者の皆さんも二人一組で実際に会話をすすめてみました。皆さん真剣に熱演され、傾聴の大切さを実感していました。

実際に会話をしてみた皆さんの感想です。

・ゆとりがないと優しい言葉がかけられない

・地域の会の中で高齢者の相手をしているが、色々な状況の人がいる。話を聞いてほしい人に対して、どこまで信用してもらい、踏み込んで聞いてあげられるかが難しい。

IMG_0663・夫婦や家族の間でも大切なことだと思った

・ひとつの言葉が人を傷付けたり、優しくするということを子供に教えられた。

・現在介護をしているが、施設の職員さんなどから心に寄り添った言葉をかけていただくと頑張れる

・傾聴にはスイッチがあるのかなと思う。高齢者が集まる場所に行って気持ちを切り替えると、ゆとりをもって話を聞くことが出来る。

 

最後に先生から、傾聴する方の心のケアについて「耳を傾けることは、自分の思いを封印し、苦しくなるほど背負い込むことではないのです。これ以上は無理と思うときは、ずっと友達でいることを約束しつつ、専門機関に相談ください」とのお話がありました。

参加者の皆さんからは、これからの活動で参考になる講義だったとの声をたくさんいただきました。